PANewsは11月3日、ブルームバーグを引用し、マイクロソフトがオーストラリア企業IREN Ltd.から約97億ドルのAIクラウドコンピューティングパワーを購入する契約を締結し、同社最大の顧客となったと報じた。IRENは月曜日に発表した声明で、この5年間の契約により、マイクロソフトはテキサス州でGB300アーキテクチャ上に構築されたNVIDIAのアクセラレーションシステムを利用し、AIワークロードのニーズに対応できるようになると述べた。この契約には20%の前払い金も含まれている。IRENはまた、必要なグラフィックスプロセッシングユニット（GPU）と関連機器をデルから58億ドルで購入することに合意したと述べた。IRENのCEO、ダニエル・ロバーツ氏は、この契約が完全に実施されれば、年間約19億4000万ドルの売上高が見込まれると述べた。この契約はIRENの総コンピューティングパワーの約10%を占めることになり、インフラプロバイダーであるIRENはより多くの契約を締結し、追加の収益を生み出す余地が生まれる。