PANewsは6月4日、This Is Moneyによると、英国の暗号資産プラットフォームZigluのBoostアカウントサービスが凍結され、顧客は資金を引き出すことができなくなったと報じた。このサービスは暗号資産に対して最大6%の金利収入を提供しているが、英国金融行動監視機構(FCA)の規制を受けておらず、金融サービス補償制度(FSC)の適用も受けていない。
FCAは5月16日、Zigluに対しBoostアカウントの資産処分を禁止する制限命令を発令した。同社は規制当局と協力し、資金返還計画を策定中であり、6月13日までに最新の進捗状況を報告すると約束した。顧客からは、アカウントが2週間以上凍結されているとの報告があった。同社は資金はリスクフリーであると主張しているものの、具体的な安全対策が欠如していることが懸念されている。ZigluのCEOは、6月中に資産を規制対象の法定通貨口座に移管する予定だと述べた。同プラットフォームは2022年にRobinhoodに買収されており、一般投資口座は現在影響を受けていない。
