PANewsは7月8日、金石氏によると、テスラ(TSLA.O)の株価は、マスク氏が週末に米国で第三政党「アメリカン・パーティー」を設立すると脅迫したことを受けて、月曜日に7%近く急落したと報じた。世界一の富豪であるマスク氏の純資産は、たった1日で約150億ドルも減少した。投資家たちは、トランプ大統領との対立により同社が連邦政府からの補助金を失い、さらなる困難に直面するのではないかと懸念している。フォーブス誌の推計によると、テスラの時価総額の下落に伴い、マスク氏の個人資産は現在3910億ドルで、前日の4050億ドルから減少している。しかし、それでもマスク氏は世界第2位の富豪との差を1000億ドル以上保っている。テスラの株価は、今年1月のトランプ大統領就任以来、31%下落している。
アメリカン・パーティーは依然として米国の政治動向に影響を与えている可能性があるものの、投資家心理への直接的な影響は間違いなくマイナスだ。今のところ、市場のメッセージは明確だ。投資家は、世界一の富豪であるトランプ氏が連邦議会を避け、工場の現場に再び関心を向けることを望んでいるのだ。
