PANewsは9月22日、フォーチュン誌の記事によると、Stripeで元暗号資産およびAIパートナーシップ責任者を務めたルイス・アミラ氏と、元暗号資産エンジニアリング責任者のデイビッド・ノエル=ロマス氏が、AIを活用した決済プロトコルATXPの開発を目的として、新会社Circuit & Chiselに1,920万ドルの資金を調達したと報じました。Circuit & Chiselは、Stripeの実績(および資金援助)に加え、Primary Venture Partners、ParaFi、Coinbase Venturesからも投資を受けています。
「AIエージェント決済用HTTP」として設計されたATXPプロトコルは、AIエージェント間の標準化された通信プロトコルが現状存在しないという現状に対処することを目的としています。アミラ氏は、ATXPが成功すればマイクロトランザクションの分野が実現可能になると述べています。このシナリオでは、インテリジェントエージェントが自律的に情報にアクセスし、少額の手数料を支払うことが可能になります。例えば、LinkedInのプライベートプロフィールから情報を取得したり、Fortuneのプレミアム記事にアクセスしたりといったことが考えられます。これらのプラットフォームは、その見返りとして少額の手数料を請求できるようになります。
