PANewsは6月30日、Web3セキュリティ企業CertiKが、2025年上半期のWeb3セキュリティ損失が約25億ドル、純損失が22億9000万ドルで、2024年通年を上回るという報告書を発表したと報じた。その中でも、BybitとCetus Protocolという2つの大きなインシデントによる損失は17億8000万ドルに上り、損失全体の72％を占めた。この2つのインシデントを除くと、業界損失は6億9000万ドルで、業界のリスク分布は依然として複雑である。第2四半期には、フィッシング攻撃による損失が約4億ドルに達し、主な脅威となった。CertiKは、業界に対し、深刻化する脅威に対処するため、先制的な保護とリアルタイム監視を強化することを推奨している。