PANewsは6月5日、CoinDeskの情報として、トランプ氏が米大統領に選出されて以降、上場企業がビットコイン保有に意欲を見せていると報じた。Binanceの調査レポートによると、5月末時点で上場企業116社が計80万9100ビットコインを保有しており、時価総額は約850億ドルに上る。これは1年前の31万2200ビットコインから大幅に増加しており、4月初旬以降だけでも10万近く増加している。トランプ大統領は就任後、戦略的なビットコイン準備金の設定など、仮想通貨の発展を積極的に推進した。また、新たな会計ルールにより企業がビットコイン保有から利益を計上できるようになり、これも保有量の増加を後押しした。さらに、ゲームストップなどの新規参入企業もビットコインの蓄積を始めているが、依然として戦略企業が最大のシェアを保有している。レポートはまた、トークン化された現実世界の資産が今年に入って260％以上増加し、230億ドルに達したと指摘している。