PANewsは3月17日、CoinDeskによると、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーでフランス銀行総裁のフランソワ・ビルロワ・ド・ガロー氏がフランスのメディア「ラ・トリビューン・ディマンシュ」のインタビューで、米国政府による仮想通貨支援は将来の金融混乱の種をまく可能性があると述べ、米国は「過失により間違いを犯す可能性がある」と警告したと報じた。
ヴィレロイ氏はトランプ政権のビットコイン戦略準備金とデジタル資産準備金計画を批判し、この動きは非銀行金融システムを強化し、金融システムの不安定性を高めるだろうと主張した。同氏は、米国と比較して欧州では暗号通貨の規制がより厳格であり、それがシステムリスクの軽減に役立っていると指摘した。
さらに、トランプ政権による貿易保護主義政策の強化を背景に、欧州は国際競争力を高めるために、より多くの国際投資家を誘致してユーロを保有させる必要があると強調した。
