PANewsは6月25日、コインテレグラフの情報として、ニューヨーク市長のエリック・アダムズ氏がブルックリンで開催された「パーミッションレス・カンファレンス」で、アンドリュー・クオモ前知事のデジタル資産政策を「誤りで誤解を招く」と批判し、「知事在任中に州の仮想通貨産業を破壊した」と述べたと報じた。アダムズ市長は、仮想通貨政策を推進し、市のサービスの支払いに仮想通貨を利用することを支援するチャネルを確立するための市委員会を設置すると発表した。また、学校でデジタル資産教育コースを導入する計画もある。
かつてビットコインで給与を受け取っていたアダムズ市長は、現在もビットコインを保有しており、ビットコイン市債計画の推進を続けていると述べた。この日は民主党予備選挙と重なり、セックススキャンダルに巻き込まれたクオモ氏が世論調査でリードしていた。アダムズ市長は無所属候補として再選を目指しており、2021年の大統領選では仮想通貨政策を提唱する共和党のカーティス・スリワ候補と対決する可能性がある。さらに、アダムズ市長は違法な政治献金を受け取ったとして汚職容疑で訴追されている。
