PANewsは7月23日、トランプ大統領が高金利への不満を理由にパウエル連邦準備制度理事会（FRB）議長を批判し続けたことを受け、ジョンソン下院議長がパウエル議長に「失望している」と述べたと報じた。トランプ大統領によるパウエル議長解任を支持するかとの質問に対し、ジョンソン議長は、FRB議長を解任する法的権限があるかどうかは明確ではないと述べた。また、ジョンソン議長は連邦準備法の改正にも前向きな姿勢を示唆した。1913年に制定されたこの法律は米国の中央銀行制度を確立したもので、FRB当局は歴史的にこうした改正に抵抗してきた。連邦準備法の直近の大幅な改正は、金融危機後の大手銀行の監督強化を目的としたドッド・フランク法の一環として、2010年に行われた。ジョンソン議長はまた、「すべての見直しは適切だと考えている」と述べた。同氏は、連邦準備銀行のダウンタウンにあるオフィスビルの改修費用に関する調査や、連邦準備銀行が「その機能を拡大した」かどうかを調査するというベサント財務長官の決定について言及した。