PANewsは4月3日、CoinGlassが発表した仮想通貨市場シェア調査レポートによると、2026年第1四半期の世界の仮想通貨取引総額は約20兆5700億ドルで、そのうち現物取引が約1兆9400億ドル、デリバティブが約18兆6300億ドル、デリバティブ対現物取引比率が約9.6倍だったと報じた。Binanceのデリバティブ取引量は約4兆9000億ドルで、上位10取引所の約34.9%を占め、平均建玉残高(OI)は約239億ドルで、約29.9%を占め、いずれも1位だった。現物取引量は約6399億ドルで、上位10の現物プラットフォームの約34.3%を占めた。BinanceはBTCとETHの現物取引と先物取引の両方で±1%の板情報量でも1位だった。ユーザー資産の蓄積という点では、バイナンスの1日平均保管資産は約1,529億ドルで、主要な中央集権型取引所の約73.5%を占め、OKXの約9.6倍であり、市場における「システムインフラ」レベルのプラットフォームとみなされている。
このレポートは、分散型デリバティブプラットフォームが主流の比較対象に加わったことを指摘している。例えば、Hyperliquidは2026年第1四半期にデリバティブ取引量が約4,927億ドルに達し、世界の取引所トップ10にランクインした。1日の平均建玉残高は約60億ドルで、ピーク時には97億ドル近くに達し、Bitgetと同規模となり、WhiteBITやBingXといったプラットフォームを凌駕した。一方、全体的な規模はBinance、OKX、Bybit、Gateといった主要な中央集権型プラットフォームに比べると依然としてかなり小さいものの、中小中央集権型取引所の市場シェアに対して大きな競争を仕掛けており、「分散型デリバティブが概念実証段階から実際の市場シェア競争へと移行している」という傾向を裏付けている。

