PANews 7月14日付ニュース、The Informationの報道によると、SIG海納アジアベンチャーキャピタル(SIG Asia)のマネージング・ディレクターである龔挺(Tim Gong)氏が、SIGからの退任を準備しており、新たなファンドを立ち上げる可能性がある。一方、SIGは中国のベンチャーキャピタルチームを段階的に解散している。龔挺氏は2006年からSIGの中国投資を主導し、如家(Home Inn)、郷村基(カントリー・スタイル・クッキング)、Musical.ly、喜马拉雅(ヒマラヤ)、声网Agora(アゴラ)など260社超に出資してきた。中でも最も有名な案件は、アーリーステージで約600万ドルを字節跳動(バイトダンス)に投じ、約15%の株式を取得した事例であり、バイトダンスの評価額が約6000億ドルとなった時点での帳簿上のリターンは約900億ドルに達する可能性があり、中国プライマリーマーケットにおいて最も高いリターンを生んだエンジェルラウンドの一つとみなされている。
注目すべきは、同氏が近年Web3領域にも積極的に布石を打っている点で、SIGはByteTradeの4000万ドルの資金調達ラウンドをリード投資し、同氏はシンガポールのWeb3基盤ソフトウェアプラットフォームであるByteTradeの会長に就任している。



