PANewsは12月11日、ブルームバーグを引用し、ノルウェー中央銀行が中央銀行デジタル通貨（CBDC）の導入は現時点では不要と考えていると報じた。同銀行は数年にわたり、CBDCの必要性と発行形態について検討を行っており、今回の結論はその最終段階となる。同中央銀行は水曜日、国内決済システムは「効率的かつ安全」であり、緊急時対応計画は「信頼できる」と述べた。イダ・ウォルデン・バチェ総裁は、効率的かつ安全な決済システムを維持するためにCBDCの導入が必要になった場合、同銀行は準備を整えており、金融業界や他の中央銀行との協力を期待していると述べた。ノルウェー中央銀行はまた、来年第1四半期にCBDCに関する調査報告書とその後の作業計画を発表する予定だが、将来の発行の可能性は否定せず、トークン化などのデジタル通貨の形態について引き続き検討し、国際的な動向を注視していくと述べた。