PANewsは11月12日、野村證券が米連邦準備制度理事会（FRB）が12月も政策金利を据え置くと予想していると報じた。同社は、米国政府閉鎖が公式データ発表に影響を与えているにもかかわらず、最近の指標は依然として雇用市場の底堅さを示していると主張している。同行は顧客向けレポートの中で、パウエルFRB議長が10月の記者会見で予想外にタカ派的な姿勢を示したことで、FRBが2回連続の利下げ後に利下げを一時停止する可能性があるとの見方が強まったと述べている。利下げ一時停止はFRBへの政治的圧力を再燃させる可能性があり、トランプ大統領は選挙の年に経済成長を時期尚早に抑制していると批判すると予想される。