PANewsは7月31日、ブルームバーグ・ニュースがスウェーデンの決済大手Klarna Group Plcが、ニューヨークでの新規株式公開(IPO)を早ければ9月にも再開することを検討していると報じた。このデジタル決済企業は、新規株式公開(IPO)の準備を加速させているものの、協議は継続中で、時期などの詳細は未定だという。
Klarnaは3月に米国証券取引委員会(SEC)にIPO申請書を提出し、潜在投資家への株式販売を開始する予定だった。しかし、トランプ大統領が4月に発表した包括的関税導入による市場の混乱を受け、計画を棚上げした。同社は最近、当座預金口座や普通預金口座からクレジットカードやデビットカードまで、多様なサービスを提供するデジタルバンクとしての地位を確立している。
KlarnaのCEOは2月にも、Klarnaと個人投資家が仮想通貨を受け入れると述べていた。