人工知能企業アンスロピックは、アイコニック・キャピタルが率いる投資家らと新たな資金調達ラウンドについて協議中で、評価額最大1700億ドルで30億~50億ドルの調達を目指している。
PANewsは7月30日、CNBCの報道によると、人工知能(AI)企業AnthropicがIconiq Capitalを筆頭とする投資家らと新たな資金調達ラウンドの交渉を進めており、30億ドルから50億ドルの調達を目指しているという。Anthropicは今年3月、評価額615億ドルで35億ドルを調達した。また、同報道によると、Anthropicと競合企業のOpenAIは中東からの資金援助を求めているという。AnthropicのCEOであるダリオ・アモデイ氏は以前、湾岸諸国の政府系ファンドからの投資受け入れに慎重だったが、最近、中東からの資金調達なしにAI分野における主導的地位を維持することは難しいと述べている。