PANewsは12月10日、SpaceXが新規株式公開(IPO)計画を推進していると報じた。資金調達規模は300億ドルを超える見込みで、史上最大のIPOとなる可能性がある。同社は企業価値約1兆5000億ドルを目指しており、これは2019年にサウジアラムコが記録した290億ドルを大きく上回る。調達資金は宇宙データセンターの開発と関連チップの購入に充てられる。SpaceXは2025年までに売上高150億ドルに達すると見込んでおり、幹部らは上場時期は早くても2026年半ばから後半だが、市場状況によっては2027年まで延期される可能性もあると明らかにした。
これまでの報道では、スペースXは社内株式を8000億ドルの評価額で売却し、来年後半に株式を公開する予定だと報じられていた。
