PANewsは6月27日、Decryptの情報によると、暗号資産トラストインフラのInference LabsがDACM、Delphi Ventures、Arche Capital、Lvna Capitalといった新規投資家の参加を得て、630万ドルの戦略的資金調達を完了したと報じた。これにはNative Capitalが主導した100万ドルのコミュニティラウンドの資金調達も含まれている。この資金は、回路設計の最適化とマルチプルーフシステムのサポート拡大に活用され、信頼できるAIによる意思決定が求められるヘルスケア、金融、DeFiなどのシナリオをカバーする。
同社が開発したゼロ知識証明プロトコル「Proof of Inference」は、AIモデルに分散型検証レイヤーを提供し、モデルのプライバシーを保護しながら出力結果の検証可能性を確保します。プロトコルテストネットワークはすでに稼働しており、メインネットワークは第3四半期末に稼働予定です。現在、EigenLayerやBittensorといった分散型AIプロトコルとの戦略的提携に至っています。
