コインテレグラフによると、PANewsは6月4日、米国証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス委員長が上院歳出委員会の公聴会で、SECは法執行機関による規制策定ではなく、「通知・コメント」プロセスを通じて仮想通貨政策の策定に取り組むと述べた。アトキンス委員長は、SECは既存の権限を活用して市場参加者のための「目的に適した基準」を策定すると述べ、「投資家が詐欺行為を防止するためには明確なルールが不可欠」だと強調した。
アトキンス氏は、任期中、「暗号資産に関する合理的な規制枠組み」の構築が重要な優先事項になると指摘した。SECの暗号ワーキンググループは、「業界のニーズを満たし、イノベーションを可能にする」規制を策定しており、今後数ヶ月以内に最初の報告書を発表する予定だ。同時に、アトキンス氏は革新的なコンセプトをSECの全体構造に統合すべきだという考えに基づき、2018年に設立されたフィンテック・イノベーション・センター(FinHub)の解散を議会に申請した。
