PANewsは6月20日、金石報道官の話として、ホワイトハウスのレビット報道官が、米国が中東情勢に直接介入するかどうかについての憶測に対し、次のように述べたと報じた。レビット報道官は、近い将来イランとの交渉が行われる可能性が高いことを踏まえ、トランプ大統領は今後2週間以内にイランに対する軍事行動の是非を判断すると述べた。ホワイトハウスは、トランプ大統領はイラン問題の平和的解決を望んでいるものの、武力行使を恐れていないと述べた。トランプ大統領がイラン攻撃の決定を遅らせたことで、事態のエスカレーションに対する懸念は和らいだ。
CNNのテルアビブ特派員は、イスラエルがこの(2週間という)決定に失望するだろうと断言できると述べた。トランプ大統領は就任から5ヶ月が経った今も「2週間」という期限を頻繁に利用しており、「弱腰で愚か」と批判されている。米国政府関係者によると、トランプ大統領がイラン爆撃に慎重なのは、ハメネイ師が失脚した場合、イランが「第二のリビア」になるのではないかと懸念しているためだという。
