PANewsは10月2日、Golden Financeによると、TOKEN2049カンファレンスにおいて、コンセンシスの創設者兼CEOであるジョセフ・ルービン氏が、将来のイーサリアムの3つの中核開発優先事項である、拡張、ユーザーエクスペリエンス(UX)の最適化、基礎研究開発について詳しく説明していると報じた。
ルビン氏は、今回の拡張はメインネットワークを最適化し、レイヤー2を活用することで「数百万TPS」を達成することを目指していると説明した。ユーザーエクスペリエンスの最適化は、秘密鍵管理やガス料金の変動といった問題点の解決に重点を置き、基礎研究開発の焦点は、プライバシーを保護するゼロ知識証明技術への投資とPoSコンセンサスメカニズムのアップグレードにあるという。
ルービン氏はまた、AIとブロックチェーンの統合の可能性を強調し、スマートコントラクトはAIの成果の「検証不可能」な性質に対処できると主張した。また、開発者に対し、短期的な投機ではなく、国境を越えた送金や伝統的資産のブロックチェーンへの統合といった実体経済のニーズに重点を置くよう促した。
