PANewsは6月29日、ウォール・ストリート・ジャーナル紙を引用し、金石氏によると、トランプ大統領は今年2月と3月にウォーシュ氏とパウエル議長の後任について協議したが、ウォーシュ氏はパウエル議長の任期満了となる2026年5月まではそのような行動を取らないよう助言したと報じた。ウォーシュ氏は最近、連邦準備制度理事会(FRB)を批判している。4月25日にワシントンD.C.で行った演説では、FRBの「現在のトラウマは主に自業自得だ」と述べ、信頼性の喪失とFRBの立場へのダメージを軽減するための「戦略的リセット」を求めた。
しかし、ウォーシュ氏の過去の発言は、彼がインフレに対してタカ派的になる可能性を示唆しており、これは金利引き下げを推進するホワイトハウスにとって懸念材料となる可能性がある。政権に近い関係者は、ウォーシュ氏に対するトランプ大統領の熱意は冷めつつあると述べた。
